「50代からの人生が最高に楽しい!」
「華麗に加齢を。素敵に年を重ねましょう」
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みなさま ごきげんよう
イガ(@ladyigablog)です。
このブログは「華麗に加齢を」をスローガンに
素敵な年の取り方、素敵な時の重ね方をするためのちょっとしたコツをご紹介するブログです。
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実は私、猫が大好き!
猫ってふわふわしてまんまるで、見てるだけで癒されるよね!
いつかわが家に猫ちゃんをお迎えして一緒にくらしたいなあー
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そういえば、保護猫の譲渡会ってよくきくね。
すごく興味あるから一度ぜひ行ってみたいんだけど、どこでやってるの?
どうしたら保護猫ちゃんを引き取れるのかなー?
保護猫を迎えたい!
でも、譲渡会ってどんなとこ?どこでやってるの?
保護猫の里親になるには何をすればいい?
あと、
「保護猫は簡単には引き取れない」
「猫の里親になるにはかなりハードルが高い」
なんて話もきくけど、それって本当?
などなど、興味と疑問がつきないですよねー!
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保護猫の譲渡会、わたし行ったことあるよ!
猫飼育歴20年以上で、これまで5団体以上の譲渡会に参加したことがある私が
今回はいろいろお伝えするね!
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ぜひぜひ!
譲渡会ってどこでやってるのか、どんな猫ちゃんがいるのか、
里親になるための手続き方法とか、料金がかかるのかとか、いろいろ知りたい!
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OK!そんなわけで、
今回の記事、こんな方におすすめです。
・「譲渡会に興味があるけど行ったことがない!」というあなた
・特に、50代以上のシニア世帯の方
そんな保護猫や譲渡会について知りたいあなたに、
今回は、こんなことについてお話していきます。
今回お伝えしたいことは、7つ!
・どんな猫がいるの?
・里親になるための手続き方法は?
・譲渡会当日に猫を引き取れるの?
・保護猫は無料で引き取れるの?
・「保護猫の里親になるのは簡単じゃない」「譲渡までのハードルはかなり高い」は本当?その理由は?
・悪徳団体や詐欺に注意!いい団体・悪い団体の見分け方
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これを知ったら、華麗なる保護猫ちゃんライフがグンと近づきますよ
私が「保護猫をお迎えしたい」と思った理由
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子どものころから猫が大好き!
大人になって一人暮らしをしたら猫をお迎えしよう!って決めてたんです。
そんなわけで、そもそも「猫」派な私。
猫飼育歴は約20数年。これまで3頭の猫のお世話をしてきました。
夫と2人暮らしの現在のマンションの規約では、
「猫は2頭まで飼育可能」
昨年まで2頭の猫と暮らしていました。
そんな中、2021年の9月末に内1頭が老衰のため17歳で他界。
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今でも思い出します。ほんとにかわいい子でした。
ふとした時に生前の姿や声、しぐさ、一緒に過ごした思い出がよみがえってきて、
寂しく、いとおしい気持ちになったり。たぶんずっと忘れないです。
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おっと。ちょっとしめっぽいお話になっちゃいましたね(汗)
最近になってようやく気持ちの整理もつき、
のこされた子(現在16歳)のあらたなお友達を作ってあげたいな、と。
そこで、検討しはじめたのが
保護猫の譲渡会で里親になることでした。
猫の種類や血統にはこだわりはなかったので、
ペットショップやブリーダーさんから猫を譲ってもらうことは考えてなかったんですよね。
(というか、そもそもお値段が高すぎるし!!)
なにより、
譲渡会を通じて保護猫を引き取ろうと思いいたった最大の理由は
昨今の「ペットの殺処分」問題でした。
猫の殺処分は犬の約5倍!
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平成26年度では犬の殺処分数に対して猫は約3倍、
猫の殺処分はなぜ多いのか?犬よりも5倍近く処分されてしまうその理由 | ELEMINIST(エレミニスト)
そして最近のデータでは約5倍もの数が殺処分されている。
犬の処分は大幅に減少しているのに、猫についてはなぜ多いのか。
それは収容される猫の元々の個体数の多さと譲渡の難易度が関連する。
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猫の殺処分は犬の約5倍!ビックリですよね!!
この記事によると、
犬の殺処分に対し、猫の殺処分が5倍にもふくれあがる理由は・・・
・狂犬病予防法により野良犬は街から一掃されたが、野良猫は犬ほど捕獲されていない
・野良猫にえさを与える人がいる
・エサ場に集まった猫たちの間で交尾が行われ、子猫が生まれ個体数が増える(1度の出産で4~6頭出産)
・さらに、子猫は生後約半年ほどで性成熟し妊娠可能に。そこから新たな個体が生まれ、さらにネズミ算式に個体数が爆増。
・猫の殺処分数が減らない最大の理由は「譲渡困難」
![](https://ladyigablog.com/wp-content/uploads/2022/04/cats-4659804_640.jpg)
個体数の激増に対して、保健所や愛護センターなどの飼育管理スペースや人員が足りない、
元の飼い主不明。万一飼い主が明らかになっても引き取りに来ない、
里親など新たな引き取り手が足りない、
さらには
放浪中に車にはねられる・大病を患うなどで負傷した状態でセンターに引き取られることが多く、
一般家庭への譲渡が難しいケースが多い
などなど・・・
なかなか深刻です。
殺処分とは、各地方自治体が運営する動物保健センターが引取った動物を致死させることをいいます。
センター引き取り後に公示をし、
譲渡がなされないまま一定期間を過ぎた保護された子たちは、
これはお伝えするのもつらいことですが、
殺処分室に押し込められ、炭酸ガスによって処分されるそうです。
参考記事:
日本における犬猫の殺処分の実態~現状と先端的な解決策 | PEDGE(ペッジ)
猫の殺処分はなぜ多いのか?犬よりも5倍近く処分されてしまうその理由 | ELEMINIST(エレミニスト)
家と家族を求めてる保護猫たちを1頭でも救いたい
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売れ残った子たちをセンター送りにしたり野山に遺棄したりする悪質な業者や、
「売れるから」と劣悪な環境下で無理な交配や繁殖を強いる悪徳ブリーダーなどの問題も
折々にふれ、ニュースで報じられます。
それだけに、
「ペットショップではなく、保護猫団体から猫をお迎えしよう」
ということも、近年あちこちで叫ばれていますよね。
確かに、純血種や好きな猫種、その子猫が欲しい方は、
ブリーダーさんやペットショップをおたずねになった方が確実ですね。
ですが、私は血統や種類にこだわりはないんです。
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安心して生涯暮らせる家と、
愛情をたっぷり注いでケアしてくれる家族を求めてる、
そんな保護猫たちのチカラになりたい。
それだけです。
東京の保護猫譲渡会に行ってきました!
というわけで
これまで5件ほどの譲渡会にお邪魔してきました。
開催場所は、東京がメイン。
先にお伝えすると、
現時点ではまだ保護猫の里親にはなっていません。
とはいえ、複数の団体をみてまわったことで、見えてきたこともあり、
「保護猫をお迎えしたい」
「譲渡会に行ってみたい」
そんな風に思ってる方のヒントになればと思ってます。
繰り返しますが、
今回お伝えしたいことは、7つ!
・どんな猫がいるの?
・里親になるための手続き方法は?
・譲渡会当日に猫を引き取れるの?
・保護猫は無料で引き取れるの?
・「保護猫の里親になるのは簡単じゃない」「譲渡までのハードルはかなり高い」は本当?その理由は?
・悪徳団体や詐欺に注意!いい団体・悪い団体の見分け方
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ちなみに、
・譲渡会体験レポート
・譲渡会を複数まわっても私たちが保護猫の里親になれなかった理由
・「この子を引き取りたい!!」運命の猫ちゃんのトライアルを勝ち取るためのコツ
などなどについては、別の記事にてお話してます。
譲渡会はどこでやってるの?
保護猫の譲渡会は、全国いろんなところでやってます。
日曜や土曜、祝日の午後などに行われることが多いですね。
※以下は過去に開催された譲渡会のポスターです。
![](https://ladyigablog.com/wp-content/uploads/2022/04/adoption_2726_1.jpg)
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場所は、貸し会議室など公共施設、役所内の展示室、
保健所、動物愛護センター、動物病院、
郊外のスーパーマーケットやホームセンターの特設スペースなど。
以下は、町田市協賛の動物愛護団体による譲渡会の様子です。
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譲渡会のほか、保護猫がふだん暮らしてるNPOさんの保護ルームや
預かりボランティアさん宅などでの個別面会も受け付けてるとこもありますよ。
どんな猫がいるの?
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譲渡会にくる子は、多種多様!
年齢も、生後数ヶ月の子猫、成猫、10歳代の高齢猫など。
彼らのバックグラウンドもさまざま。
・元飼い猫
・保健所や愛護センターで保護、その後NPOへ引き出された子
・多頭飼育崩壊やブリーダー廃業での譲渡、ペットショップで売れ残った子
ナデナデも抱っこもOKな元飼い猫だったり、
預かりボランティアさんのがんばりなどで、すごく人慣れしてる生粋の外猫の子もいれば、
路上生活が長く、警戒心が強くて、人間はもちろん仲間(猫)との関わり方を学んでる途中の子、
事故や虐待、置き去りなどでつらい思いをしたトラウマを抱えてる子などなど。
障害や持病を持った子もいます。
猫エイズや白血病など持病を持ってる子、
先天的に体に障害のある子や、
路上生活中の事故・喧嘩・病気などで体に障害を負った子など。
※こんな感じで、ケージの前に「紹介カード」が張り付けられてます。
性別や年齢(*外猫の場合、出生日があやふやな場合が多いのでおおよその年齢)、
ワクチン接種や去勢避妊の有無、持病の有無、
性格や、補足事項(抱っこOK、脱走癖あり、兄弟猫との同時引き取り希望など)が書かれてます。
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ちなみに、譲渡会に来てる猫ちゃんたちは、おとなしーくしてる子が多いですね。
ベッドの下に潜り込んでお顔を隠してたり、
トイレの中に隠れて平べったくなってたり。
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譲渡会のスタッフさんからきいたんですが、こうした彼らの行動は
「いつもと違う場所にきた緊張と不安」のあらわれで、
ベッドやトイレに身を潜めて隠れてるのは、
『ぼく(わたし)はここにいませんよー』
『ほーら ぼく(わたし)の姿、見えないでしょ?』と
彼らなりの精いっぱいの「いないフリ」なんだそうです。かわいいですね(笑)
ちなみに、ここまでお話した
「譲渡会開催のお知らせ」や「譲渡会に参加する里親募集中の子の情報」は、
以下の里親募集サイトで見れますよ。おすすめを3つご紹介しますね。
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ちなみに、これは複数の譲渡会に行った経験のある私からのアドバイス!
ネットに掲載されてる写真と、実物とでは、だいぶ印象が違うことが多々あります。
写真うつりのやたらいい子って意外といるもので、
実物に面会すると「アレ?」「なんか印象が全然違う」ってなることもありましたし、
以前の写真のままなのか、実物に会うと、だいぶ成長して大きくなってたり、なんてことも。
逆に、「写真より実物の方がダンゼンかわいい!!」ってこともありました。
気になった子には必ず面会しにいきましょう。
くれぐれも写真だけで判断して「里親希望です!この子を引き取りたいです!」って焦って勇み足になりませぬように。
保護猫の里親になるための手続き方法は?
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譲渡会主催のNPO団体ごとに流れは少しずつ異なりますが、
里親になるための手続き方法は、こんな感じです。
※予約ありの場合はメール等で予約。予約なしで行けるところも多数あります。
1、当日、入場時に専用アンケートに記入。
住所、氏名、面会希望の保護猫がいるかどうか等など
2、保護猫と面会
3、気になった子や引き取りたい子が見つかった場合、里親応募のための申込書に記入
※身分証や、自宅がペット可かどうかを証明する書類が必要なことも
※また、申込金(500円〜数千円)の支払いが必要な場合もあり
4、保護主さんとNPO団体とで審査
※当日に審査が行われ、即日に審査結果が伝えられることもあります。
※数日後に保護主から電話、メール、LINEなどを通じて結果が伝えられることもあります。
※希望者が多数重なった場合、「審査を通過し、トライアルをお願いしたい方にのみに連絡します」という場合もあり。
5、(審査が通った場合)保護主と相談の上、保護猫のお届け及びトライアル開始日を決定
6、トライアル開始日。保護主またはNPOスタッフが保護猫を里親自宅までお届け。
※ここで飼育環境のチェックや、生育に必要な備品がそろっているか、脱走対策はなされているかなどのチェックが行われます。
※すべてのチェックをクリアした場合、トライアル開始の手続き実施(書類に署名、必要料金の支払いなど)
※トライアル期間は、数週間〜1か月間(団体ごとに異なる)
※トライアル期間中、週に1~3回などの頻度で、保護猫の様子を保護主・NPOスタッフに報告
7、トライアル期間終了後、特に問題なければ正式譲渡決定!
※正式譲渡のための契約書類に署名、負担金など必要料金を支払う
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なるほどね。てことは、
「この子を引き取りたい!」って気に入った保護猫がいても
譲渡会後にそのまま連れて帰ることはできない、ってこと??
保護猫は当日に引き取れるの?
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その通り!
譲渡会で気に入った保護猫に出会えても、猫ちゃんはその日に引き取れません。
譲渡会当日に出来るのは「里親希望のお申し出をする」ことまで。
団体によっては、
「里親希望を申し出て、審査を通ったら、トライアル無しで即譲渡!」
としてる団体さんもありました。超レアケースですが。
どの団体でも、まずは保護猫に対する里親申込があった場合、
「審査」が行われます。
審査は、「里親希望」の申込書提出後、
譲渡会中に、保護主さんやNPOスタッフの方と口頭で行われます。
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これは、
「里親希望者がその保護猫を生育するのにふさわしいかどうか」
を保護主さんやNPO側が見極めるためです。
里親希望者が殺到して複数重なった場合はもちろん、
里親希望者がたった1人だった場合でも、
いずれにしても審査は行われます。
ちなみにこの「審査」こそが
保護猫の里親になりたい私たちにとっての大一番、
最初に突破するべき第一関門だったりします。
審査を通過すること、里親として認められること、
これがなかなかの
難関なのです(汗)
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なぜ「なかなかの難関」かというと、
里親の条件がかなり厳しいからです。
(これについては後述します)
そして、たいていのNPO団体さんは、里親希望の方で審査に通った場合、
トライアル期間
(おためし同居期間)
をもうけてます。
子猫の場合、1週間前後、
成猫の場合、数週間から1ケ月間。
「えー せっかく気に入った保護猫ちゃんが見つかったのに」
「ソッコーわが家の子としてお迎えしたいのにー」
「ちょっとメンドクサイ・・・」
って思いましたか?(笑)
でも、トライアルってめっちゃ大事!!ですよ
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保護猫ちゃんにとっては、生活環境が変わるわけですから。
私たちだって、転職や転居などで新しい環境に放り込まれると、
慣れるまで多少なりとも時間はかかりますよね?
保護猫ちゃんはもっと大変です。
- その保護猫ちゃんがあなたの自宅環境に適応していけるかどうか
- その保護猫ちゃんがあなたの生活スタイルに適応していけるかどうか
- その保護猫ちゃんがあなたの自宅で安心して暮らしていけるかどうか
一緒に暮らしてみて見極める必要があるし、
慣らしていく時間が必要ですよね。
さらには、
- あなたが配偶者や子供、両親など家族と暮らしてるなら、あなた以外の家族との相性はどうか、
- 先住ペットがいる世帯なら、その先住ペットとの相性はどうか、ほどよい距離感で同居できそうか
お互いにもろもろ見極め、お互いに歩み寄る時間が必要です。
そのためにも、トライアルはむちゃくちゃ大事!なんです。
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保護猫は無料で引き取れるの?
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有料です。
保護猫は無料で譲渡されることはありません。
そもそも保護猫活動にかかる費用は、その活動をされてる個人や団体が自己負担してることがほとんどなの!
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そうなんだ!
行政から助成金か何かを頂いて運営してるのかなって思ってた!
補足すると、猫を保護して里親さんに譲渡するまでに必要となるのは以下の通り。
・保護した後に必ず行う検査やワクチン接種のための初期医療費
・健康管理のための医療費
・フード代、消耗品代
・(保護猫カフェや保護ルームを持つNPOの場合)猫たちのお世話をするスタッフの人件費、家賃、光熱費
もろもろの試算で、保護猫たちを飼育するために月に数十万円~数百万円必要、と言われてるんです。
繰り返しますが、
保護猫活動をしている個人または団体のほとんどが自己負担でやってます。
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そのため、保護猫活動をしてる個人や団体さんは、里親希望の方に譲渡決定時に保護猫の飼育にかかる費用の一部負担をお願いしてるんです。(外猫や、飼育できなくなった飼い猫の保護を依頼される方にも同様)
また、寄付やグッズ販売、イベントや保護猫カフェの売上などを収益にあてて、保護猫活動を継続できるようにがんばってるんですね。
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そっか!里親さんが費用を負担したり、私たちが寄付金をお支払いしたり譲渡会や保護猫カフェでグッズを買ったりすることで、たくさんの保護猫ちゃんのいのちをつなぐお手伝いになる、ってことなのね。
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その通り!ただし里親さんが支払う負担金なんだけど、
里親申込時なのか、トライアル開始時なのか、正式譲渡決定時なのか、
段階によってお支払いする内訳が異なりますよ。
申込時に負担金の全額を支払わなきゃいけないわけじゃないのでご安心を。
ちなみに、これはとある保護猫団体の、保護猫譲渡にまつわる負担金の内訳です。
避妊手術 13,000円
去勢手術 8,000円
ウィルス検査(猫エイズ・猫白血病検査) 4,500円
ノミ取り 1,600円
ワクチン 3,500円 / 1回
検便 1,300円 / 1回
駆虫 1,300円 / 1回
マイクロチップ装着費 4,000円
譲渡金 5,000円 (※1)
会場費協力金 2,000円 (※2)
子猫寄付金(生後6ヵ月迄 5,000円 (※3)
トライアルなど里親宅へのお届けに掛かる往復の交通費 実費
補足・・・
※1 譲渡金 内訳
各保護主のTNR(地域猫の避妊去勢活動)代金として、2,000円
譲渡会運営費として事務用品・コピー代・通信費などとして、3,000円
※2 会場費協力金・・・会場費へのご協力として
※3 子猫寄付金・・・生後6ヶ月までの子猫へ上記ご負担金以外の治療などに掛かる費用の保護主へのご協力金として
▶︎譲渡会当日に、里親申込およびトライアル決定の場合、保護主に支払うもの
・会場費協力金(2,000円)
・子猫寄付金(5,000円 ※生後6ヶ月までの子猫を希望する場合のみ)
▶︎トライアル開始当日に保護主に支払うもの
・上記「会場費協力金」「子猫寄付金」以外の負担金
※※なお、トライアル中止の場合は、負担金は保護主から里親希望者へ返金予定
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なるほどね。
保護猫の里親になるために、保護主さんに支払うものとして
約35,000円前後のお金がかかるわけね。
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そう。団体さんによって違うけど、大体35,000円~50,000円前後かな。
なんだけどね・・・
厳密にいうと、
保護猫をお迎えするためには、もう少しお金がかかるのよ。
・ケージ
・フード、フードや飲み水用の食器
・トイレや猫砂、ペットシート
・ベッドやおもちゃ、キャットタワーなど
・脱走防止柵や網戸ストッパー
・避妊や去勢、ワクチン代
・ペット保険代
※ケージは団体によってはトライアル期間中はお借りできる場合もあり
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そ、そっか・・・!そうだよね!
ケージに、フードに、食器に、トイレ用品・・・
どれもこれも保護猫ちゃんが生活していくためになくてはならないものだね!!
そうなんです。
保護猫をお迎えするにあたって
何かと物入り
結構お金がかかるんです。
1頭お迎えするだけでも、総額で最低でも十数万円はかかるかもしれないです。
また、子猫など特に体調を崩しやすいので、
正式譲渡後もしばらく病院代がかかる場合もありますね。
(しかも自費。数千から数万円。手術を要する場合、数十万円かかることも!)
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そっか!
保護猫ちゃんの里親になるためには、
それなりの覚悟と責任、
それから
それなりの資産や経済力が必要、ってわけね!
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そう。経済力は審査の段階で大いに問われるところ。
でもそれだけじゃなくてね、
保護猫ちゃんを保護主さんやNPOから譲り受けるために
いちばん大事で、必須で義務付けられてるのが
脱走防止用の柵の準備と取り付けなの
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柵!?
な、なんか、、、牢屋みたい・・・
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「脱走対策ができるかどう」が里親になる条件で最重要かも。
たいがいのNPOさんがこれを里親になる条件として義務付けてるしね。
脱走防止対策に抵抗を感じたり、めんどくさいと感じたりして、
里親になるのを断念する方もいるくらいなの!
「保護猫の里親になるのは簡単じゃない」「譲渡までのハードルはかなり高い」って本当?その理由は?
前述したとおり、
審査を通過すること、里親として認められること、
これがなかなかの
難関なのです(汗)
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なぜ「なかなかの難関」かというと、
里親の条件がかなり厳しいから!
こちらは、とある保護猫団体さんが提示してる
「里親の条件」
「里親応募資格」
です。
・同居している家族全員が保護猫のお迎え及び飼育に同意していること
・「ペット飼育可」で猫を飼育できる住居であること
・賃貸物件や集合住宅の場合、「ペット可」と明記されている書類のコピーを提出可能なこと
・トライアル開始前の、保護主や当団体による自宅訪問に同意いただけること
・完全室内飼育及び脱走防止対策をしていただけること(外廊下やお庭、ベランダに出すのも禁止)
・不妊手術を行っていただけること(※手術前の子猫を譲渡した場合のみ)
・単身者、独身者、60歳以上の方は「後継人」を立てていただけること
・写真付き身分証明書(運転免許、パスポート等)のコピーをご提出いただけること
・トライアル中および譲渡後に、猫の様子を写真付きで定期報告いただけること
・譲渡契約書に署名捺印いただけること
・保護主および団体側で負担していた「医療費譲渡金」をご負担いただけること
・先住猫がいる場合、不妊手術済みで完全室内飼育であること
・猫の健康状態に留意して必要な医療を受けさせ、猫の習性を理解し適切な飼育を行うこと
・終生飼育すると約束いただけること
これ以外にもありますよ。
・年齢、家庭環境、経済状況、留守の時間、
・転居、結婚、出産などライフスタイル変更の可能性の有無、
・猫の飼育経験の有無、
・先住ペットの有無
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よくきくのが
・未婚の同棲カップル世帯NG(別れる可能性があるから)
・独身男性のひとり世帯NG(転居や結婚・出産などライフステージが変化する可能性がある、さらには動物虐待者に独身男性が多いため)
・乳幼児など小さな子供がいる世帯NG(お子さんが猫に暴力をふるったり追いかけまわしたりする可能性があるため)
・共働きで家を空ける時間が長い世帯NG(猫が寂しがる以外に、急な体調変化などですぐに病院に連れていくことができない等、適切な飼育が行えない可能性があるため)
・60歳以上の高齢のみ世帯NG(病気での入院あるいは死亡などで、猫の飼育が継続できなくなる可能性があるため)
場合によっては、
「兄弟猫や仲良し同士の2匹セット引き取りが必須条件」だったり、
逆に
「生涯単体飼育が条件」だったり(猫嫌いの猫もいる!)
さらには、
外出が少ない専業主婦さんや、リモートワークがメインの方々など在宅時間が長い方や、
自宅で主に仕事をしていて100パー在宅のクリエイターさんでさえ、
なぜか断られた、というケースも(笑)
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「劣悪な環境で育ってきた可哀想な猫たちだから、これ以上つらい思いをさせたくない」
「保護猫たちを責任を持って、確実に幸せにしてくれる方たちにお願いしたい」
ってその気持ちはすごくわかる!分かるんだけど・・・
その条件全部クリアして里親になれる人なんて、この世にいないんじゃない??
こんなんじゃいつまでたっても里親が見つからなくて保護猫たちも救われないし、
その厳しすぎる応募条件こそが、自分たちの活動の足を引っ張ってるのでは?
本末転倒では、って思っちゃうのよね・・・
こうした里親サイドに求められる生活環境や状況以外に、
むしろ希望者が保護猫の里親になるのを断念する要因としてよく言われるのが、
・意外とお金がかかる
無料かタダ同然で保護猫がもらえると思ってる方も少なくない。
前述の通り、フードやケージ、トイレなど何かと物入りです。
・脱走防止柵に抵抗感
「自由にのびのび生活させてあげたい!」
「柵なんて猫の自由を奪ってるみたいで可哀想」
そんな思いから柵を立てることに抵抗感を覚える方も少なくない。
また、窓や掃き出し窓、玄関口、に柵を立てることで、
私たち人間も柵に囲まれて自分も幽閉されてるみたいな気持ちになるので、不自由に感じる方も。
また、単純に取り付けが面倒くさそう、という思われる方も。
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脱走用の柵を取り付けるのに抵抗があって、里親を断念するケースって結構あるみたいです。
気持ちは理解できます。
猫好きであればこそ、「なんか閉じ込めてるみたいで申し訳ない。かわいそうだなあ・・・」って感じるかもしれません。私も同じことも思いました。
でも、脱走防止柵って、他でもない保護猫ちゃん当人のためでもあるんです。
確かに、外猫出身でお外での生活が長かった子って、
外にいる方がなじみがあるので、外に出たがるんですよね。
屋外に出られるサッシやドアが開いてると、お庭やベランダ、外廊下に行きたがります。
でも、外に出た瞬間、
興奮して急に飛び出して遠くに行ってしまう可能性は高いし、
脱走したが最後、もう2度と戻ってこないことだってあります。
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さらには、また野良生活に戻って事故に遭ってケガをしたり病気になったり、
場合によっては、
運悪く動物虐待者に捕まって、酷い目にあった挙句、命を落とすことも・・・
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脱走防止対策は里親の責任であり義務であり、
なにより、保護した子に対する愛情の証。
保護した猫が安全で末永く幸せに暮らすための大事なケアなんです
ちなみに、柵はどこに設置したらいいかなどについては、
ぜひ保護主さんや保護猫団体の方にご相談を。
保護猫との生活や飼育歴が私たちよりはるかに長い分、適切なアドバイスをもらえますよ!
また、窓という窓、ドアというドアに全部柵を取り付けなくてもいい場合もあるので、ご安心くださいね。
玄関や掃き出し窓、または出窓用など、脱走防止対策商品として、
つっぱり式で、工具もねじ止めも不要で女性でもとりつけやすい商品をいくつかご紹介しますね!
こちらは、猫だけじゃなく、小さなお子さんの脱走防止はもちろん、
換気にも最適。
ペタ!と張り付けるだけで完成の「網戸ストッパー」です。
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また、先述した「保護猫の譲渡が厳しい」とされている世帯、
60歳以上の方や独身者さん、お子さんがいる家庭や共働き世帯に対しても、
保護猫の譲渡を行ってる団体さんもいますよ。
詳しくは各団体のサイトなどをご覧くださいね。
悪徳団体や詐欺に注意!いい団体・悪い団体の見分け方
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複数の保護猫団体をみてきて、
「この団体さんは信用できるな」
「この団体さんは怪しいなー」
っていうのが分かってきたので、シェアしますね!
・「譲渡金が一律〇万円」「譲渡金の内訳が不明確」
「保護主によってかかりつけの病院が違うから一律の値段にしてます」
という場合も、まあなくはないですよね。
事情は理解できなくもないんですが、
そもそも、オスとメスとでは不妊手術の料金が違うのが当たり前。
ここをザックリ一律価格で発表しちゃうのは、若干疑問です。
また、子猫・成猫・高齢猫など、年齢別にかかる料金は違ってくるはずなので、
内訳が不明瞭なのは、あまりにどんぶり勘定過ぎて、信用できないです。
・譲渡会に代表者不在
たいていの譲渡会なら代表者さんもいらっしゃるものです。
参加者ひとりひとりにご挨拶してまわってくださったり、
保護猫や保護主さんをご紹介して下さる代表者さんは、かなりポイント高いです!
逆に、「まったく挨拶に来ない」「代表者の方、来てますか?!」「というかどなたが代表者さん?!」って場合は、どうなんですかね・・・
もしかしたら人見知りの代表者さんなのかもしれないですが・・・
・トライアル期間がなく、審査後、即譲渡!
これ、私自身出くわしたことがあります。
「審査後、即引き取り」パターン。
保護主さんから理由を説明されたんですが、
「生後数か月の子猫の場合は、環境に順応しやすいはずだから」という謎の理由で、
その場合はトライアルなし・即譲渡だと。
譲渡会だと緊張して猫をかぶって素をださない子がほとんどだし、
「おとなしくて飼いやすそうな子だなぁ」と譲渡を申し出て引き取り完了、
わが家にきた途端、ひょう変することもなくはないですよね。
また、先住ペットがいる場合、その子と相性があわない、
先住ペットがストレスで体調を崩す、
結局、ひとつ屋根の下、別々の部屋でそれぞれが顔を合わせないように飼育しなきゃいけなくなる、なんて可能性もなきにしもあらず、ですよね・・・
トライアル、めっちゃ重要です!
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ほか、
こんな団体さんや保護主さんもいるみたい。
・「経済状態を把握したいから」と給与明細の提出を強要する
・トライアル決定後、譲渡会でお会いした保護主ではない、見ず知らずの人がやってきた
しかも自宅に色々文句をつけられた挙句、「こんな劣悪なお家にはお譲りできません‼︎」とトライアルごとお断りされ、保護猫を連れ帰られたケースも!
・抜き打ち訪問あり。しかも、勝手に来たのに交通費を都度要求される
・保護猫の健康のためという理由から、市販のフードではなく「わたし考案の手作りごはん」じゃないとダメ!という保護主さん
・「三味線用に外猫たちをさらっていった業者がいたから、そいつのアジトをつきとめて、留守中に突撃してさらわれた外猫たちを片っ端からレスキューしてやったわ!」と、なかなか過激な武勇伝を嬉々として語る個人の保護猫活動家さん(笑)
などなど・・・
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まあ、中には「これはいたしかたないかなあ」と思えなくもないものもありますが、
「ん???」って感じたら、1回冷静になって考え直してみた方がいいかも。
保護主さんや保護猫団体さんとは、長いおつきあいになるわけですから・・・
まとめ:【東京】保護猫の譲渡会に行ってきた!譲渡の条件や手順、注意事項、良い団体悪い団体の見分け方などご紹介【シニア夫婦の譲渡会レポ】
・保護猫の種類・年齢・バックグラウンドは多種多様。
・里親になるための手順は、【譲渡会参加→里親申込→審査→トライアル→正式譲渡】の流れ
・譲渡会当日に猫を引き取れない
・保護猫を引き取るにはそれなりのお金がかかる
・保護猫の里親になるのためには、たくさんの厳しい条件がある!
・いい団体・悪い団体の見分け方のコツは、「負担金の内訳が明確かどうか」「代表者に信頼がおけるかどうか」「トライアル期間があるかどうか」
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以上です。
あなたのお役に立てたらうれしいです!
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・譲渡会体験レポート
・譲渡会を複数まわっても私たちが保護猫の里親になれなかった理由
・「この子を引き取りたい!!」運命の猫ちゃんのトライアルを勝ち取るためのコツ
などなどについては、以下の記事をどうぞ!