「50代からの人生が最高に楽しい!」
「華麗に加齢を。素敵に年を重ねましょう」
みなさま ごきげんよう
イガ(@ladyigablog)です。
このブログは「華麗に加齢を」をスローガンに
素敵な年の取り方、素敵な時の重ね方をするためのちょっとしたコツをご紹介するブログです。
みなさま。
胃腸のプロ、消化器外科医の先生いわく、
「食べ過ぎて伸びきった胃袋こそが、肥満の直接原因」だそうです!
「ああ~、よく食べた!もうお腹いっぱい♪」
「お腹パンパン!もう入らな~~い♪♪」
そんな体験、あなたもありますよね。
好きなもの・食べたいものをおなかいっぱい食べるのって「至福」ですよね~
なのですが・・・
そうして「おなかパンパン」「おなかいっぱい♪」状態になるまで食べる習慣こそが、
私たちを痩せにくく太りやすくさせ、
「痩せにくく太りやすい体質」「肥満」「メタボ」の直接的原因になってるんです!
胃袋は、これくらい膨らむこともあるそう!
と、同時に、
とある胃袋の専門家、消化器外科医の先生いわく、
「食べ過ぎて伸びきった胃袋を小さくすれば、
年齢とわず、ムリなく痩せられるし、
ムリせず体重を落として健康体になることができる!」
とのこと!
というわけで、今回は、
大きな胃袋こそが肥満の直接原因!
1年で15キロ減量に成功した消化器外科医が提唱する「胃袋ダイエット」についてお伝えしてまりいますね。
今回の記事、こんな方におすすめです。
・でも、「ついつい食べ過ぎちゃう」「自分の食欲をコントロールできない」とお悩みのあなた
これを知ったら、華麗なる加齢がグンと近づきますよ
大きな胃袋こそが肥満の直接原因!
「大きな胃袋」・・・なんていっても、いまひとつピンとこない(汗)
別にそんな、フードファイター並みに食べまくってるわけじゃないし、それほど胃袋が大きいとは思えないし・・・
そもそも、胃袋ってどんなはたらきをするところなんでしょうか。
また、胃袋って、そのくらいの容量なんでしょう?
まずは、このへんからお話してまいりますね。
胃袋のはたらきとは?
よく「食事直後の運動・入浴はNG!」とされていますよね。
でも、なぜ「食べた食後に運動や入浴がNG」なのかご存じですか?
これは、食べたものの消化吸収に関わるためなんです。
口から摂取された食べ物は、歯で噛み砕かれ、
食道を通って、胃と食道の境にあたる噴門(ふんもん)から胃に運ばれます。
胃のはたらきは、大きく分けて4つ。
・食べたものと胃酸を混ぜ合わせる
・食べたものの一部を消化、吸収し、十二指腸に排出する
・食べたものを殺菌と腐敗の防止する
胃はまず、口から摂取した食べ物を十二指腸での消化の進み具合にあわせて貯蔵する働きがあります。
食後10分ごろから胃の内容物は十二指腸に送られ始め、
2~3時間で80%、3~6時間ですべて十二指腸へ移送されると言われています。
特に、三大栄養素の中でも「糖質」は最も早く移送されます。
そして、「炭水化物」なら2~3時間、「タンパク質」はその2倍かかり4時間近く、
「脂肪」は胃の運動を抑制するので最もゆっくり通過し時間がかかります。
こうした理由からもお分かり頂ける通り、
食べた直後は食べた物を消化しようと胃腸などがめざましく働いています。
そうして胃腸が食べ物を消化・吸収・排出などしているさなかに運動などしたら・・・
運動したことでイッキに体温を上がり、内臓や皮膚表面に血流が分散してしまいます。
要は、食べてすぐ運動するとで胃腸の働きを弱めてしまうんです。
これが世に言う「食事直後の運動はNG」の真相です。
胃袋の空腹時のサイズは?
上記の画像の、胃の「噴門」部分から食べ物が胃の中に入ってくると、
通常は縮まっている「胃底部」が拡張、食物を貯留する役割を担います。
その後、胃底~胃体部の粘膜下にある「平滑筋」という筋肉が収縮と弛緩を繰り返すことで蠕動運動が起こります。排泄がうながされるわけですね!
こうして胃の中のものが「幽門部」へと送られ、
送られた食物は幽門括約筋により十二指腸へ送られる、とこんな流れです。
先述で「胃底部が拡張」とあるように、胃袋は、伸びたり縮んだりするものです。
胃底~胃体部の粘膜下にある「平滑筋」という筋肉が動くことで、食物を細かくして消化しやすくするわけです。そして、この平滑筋の拡張や収縮によって、ぜん動運動が起こるという仕組みです。
平滑筋のはたらきが活発であればあるほど、消化がスムーズになり、
ぜん動運動も起こりやすく、代謝も排泄もスムーズに行われ、
「痩せやすく太りにくい体質」になりやすいんです。
ですが、手や足にある「随意筋」と呼ばれる自分の意志で動かすことのできる筋肉と違い、
平滑筋は、自分の意志で動かすことができない「不随意筋」のひとつ。
要は、自分の意志で、「食物を消化しろ!」「ぜん動運動を起こせ!」と司令を出すことができないんです。
こうして平滑筋によって拡張・収縮を行う胃袋。
この胃袋は、空腹時・満腹時とサイズが変わります。
ちなみに、消化器外科医で「松本クリニック」の院長、
松本浩彦先生の著書「胃袋ダイエット」によると、
空腹時の胃袋のサイズは
空腹時で約150ml。
約コップ1杯分の容量、といったところですね。
ですが、食べたり飲んだりすることによって膨らんでいきます。
胃袋は食べるたびに膨らみます!そして食べ過ぎ生活が続くと・・・
前述の通り、
空腹時の胃袋のサイズは、空腹時で約150ml。約コップ1杯分の容量。
なのですが、食べたり飲んだりすることによって膨らんでいきます。
満腹時の胃袋のサイズは、
女性なら約1200ml(1.2L)
男性だと1400ml(1.4L)が目安。
ちなみに、前述の松本先生の著書の中でも紹介されていますが、
松本先生、その昔、「うどんの大食い大会中に突然死された患者さん」のご遺体を検死したことがあるそうです。
その患者さんの胃袋はまるで大きな風船のように伸びて膨らんでおり、
胃袋の容量は10,000ml(10L)まで膨張していたとか!?
10リットル!!
1リットルのペットボトル10本分だ!!!
極端な例とはいえ、
胃袋ってこれほどまでに伸びることが出来るということがよく分かりますね・・・
胃袋は、食べ過ぎを繰りかえすことで、どんどん肥大化していきます。
ちなみに、筋肉の収縮力が弱まるとどうなるでしょうか?
筋肉が縮まなくなる、
収縮するチカラが弱まる、
ということが起こりますよね。
というわけで、食べ過ぎることで胃が大きくなり、胃のまわりにある平滑筋の収縮力が弱まると、
胃袋は伸びきり、大きくなってしまいます。
容量が広がればどんどん食べ物を詰め込める状態になるんですね。
と、なると、満腹感を感じにくくなり、
「満腹感を得られるまでどんどん食べ物をつめこみたく」なります。
ちなみにこの仕組みを上手く利用しているのが、力士たちですね。
力士たちは体重を増やし体を大きくするために、常人では考えられないくらい大量の食べ物を食べますよね。
「力士にとって「食べる」のも稽古のひとつ」とも言われますね。
大量の食べ物を詰め込むことで、胃袋をどんどん大きくし、たくさん食べられるようにするわけです。たくさん食べられることができるようになれば、必然的に体重が増えやすくなるわけですから。
胃は、筋肉でできた風船のような構造です。
食べ過ぎを続けることで胃が大きくなり、胃のまわりにある平滑筋の収縮力が弱まると、
胃袋は伸びきり、大きくなり、胃の容量が広がればどんどん食べ物を詰め込める状態になります。
満腹感も感じにくくなり、「満腹感を得られるまでどんどん食べ物をつめこみたく」なりますね。
と同時に、胃が大きくなり、平滑筋の収縮力が弱まることで、
消化が悪くなり、ぜんどう運動も起こりにくくなるため、代謝や排泄がスムーズに行われなくなることに。
そうです!
胃の肥大化は、肥満だけじゃなく、便秘・冷え・体調不良などの温床に!
でも、食べ過ぎで大きくなった胃袋は小さくできる!
けっこう食べ過ぎてきた人生かも(汗)
胃袋がのびて大きくなったら、もう終わり? あとは太るしかないのかな?!
大丈夫です。
解決策はあります!
前述の消化器系外科医の松本先生は、こう考えました。
「筋肉は、つねに収縮するもの」
「(力士のように)たくさん食べるトレーニングをすることで胃袋を大きくすることができるのだから、逆に、トレーニング次第で胃袋を小さくすることもできる!伸びて大きくなった胃袋でも縮められる!」
実際に、松本先生は、この胃袋の仕組みを使った胃袋のトレーニング方法で、
ご自身のクリニックの肥満外来にいらしたたくさんの方々の減量を成功へと導いてこられました。
そして、先生ご自身も、なんと、
1年で15キロもの減量に成功!
その後、リバウンドなし
なのだそうです!
そんな胃袋のトレーニング方法について
お話してまいりますね!
1年で15キロの減量に成功!消化器外科医、松本先生の体験
松本先生の著書「胃袋ダイエット」によると、
学生時代の松本先生は173cm、63kgと中肉中背だったのですが、
学校を卒業、病院の医局に入り、多忙な日々に加えて不規則な食生活を繰り返すうちに、どんどん太っていったそうです。
そして、先生は39歳で開業、その翌年のこと。
学生時代からたしなまれていた剣道の稽古中にアキレス腱を断裂。
このとき体重を量ったところ、なんと73kgになっていたそうです!
そんな73kg当時の松本先生がこちら・・・
「ものすごく太ってる人!」て印象はないけど、
でも、お顔のむくみ感とか、全体的にぼてっとした感じはあるね・・・
しかも、このとき、松本先生は40歳だったんでしょ?
この体型だと10歳以上は上に見えちゃうかな~(松本先生ごめんさい!!)
この出来事をきっかけに、先生は一念発起。
ちなみに先生は、「胃袋は収縮する」という仕組みをご自身の経験から充分理解していました。
そして、ご自身の消火器外科医としての知識と経験をいかして、
「胃袋を小さくしよう!」と決意。
1年後には58kgに。
1年で15キロの減量に成功。
現在もスリムな体型をキープされているそうです!
松本先生のビフォーアフター写真がこちら。見事にスリムに!
すごい!!!!
白衣のウエストラインがすっきりしてる!
フェイスラインも二の腕もすっきりして、全体的にシュッ!とした感じになってるね。
しかも、若々しくって素敵♪
「胃袋を小さくする」消化器のプロ、松本先生が成功した胃袋ダイエットの方法とは?
「胃袋を小さくする」
そのために、松本先生が決めたことは二つ。
●量は減らしても、好きなものを食べる
(但し、好きな食べ物を食べるときも、量は2割減らす)
松本先生は、食事量を2割減らし、大好きな揚げ物や甘いものも食べながら、
ストレスなくラクに15キロものダイエット成功できたそうです。
「小腹が空いて当たり前」といえる心身に改造する
そもそも私たちヒトの祖先は、数十万年もの間、食べ物を食べられない「飢餓」の状態に長く苦しんでいました。
そうしたことから、私たちヒトには本能的に「飢餓に対する恐怖と備え」が強烈にインプットされており、「食べられるときに食べるだけ食べておき、余ったエネルギー源は脂肪として貯蔵して備えよう」とするように出来ているといわれています。
付け加えれば、私たちヒトが食べ物に困らなくなったのは、ほんの数十年前から。
現代は、コンビニもスーパーもレストランもあちこちに点在しています。かつての時代のように、食糧を捜し求めてはるばる出かけなくても、「おなかがすいたな」と思ったら、コンビニなどで既に食べやすく安全に加工された食べ物をカンタンに手に入れることができますね。
だからこそ、「食べ過ぎやすく」もなるわけです。
そして、私たちヒトは、加齢とともに代謝が下がっていきます。
男性は18歳くらい、女性は15歳くらい、
男女ともに10代~20代をピークに、加齢とともに下がっていくと言われています。
こちらは女性の年齢毎の「基礎代謝の推移」。
17歳の時が約1300kcalとピークに。
そして、30代以降になると1100kcalにまで下がるそうです!
こうして基礎代謝は年齢を経るごとに年々低下して行くわけですから、
17歳や20歳のころと同じ食事の量を30代以降や40代以降の私たちが摂っていたら、完全にカロリーオーバー、「食べ過ぎ」になります!
松本先生は、
「痩せたければ、今までの考え方や生活を変えなければいけない。それが『ダイエット』」
「『小腹が空いて当たり前』と言える心身に改造する」ことこそが、
胃袋を小さくし、健康で理想的な体をつくる真髄だと語りました。
胃袋ダイエットのやり方、ルール
以下の、松本先生の著書を参照。
胃袋ダイエットのやり方、ルールについてお話しますね。
やることは単純明快です。
●目標体重別に「食事を何割減らすか」決め、それに従って食べる量を減らす
(但し、食べる量を減らすことを守れば何を食べてもOK)
●プラスして、運動も平行して行う。
●これを6ヶ月続ける(6ヶ月で「胃袋を小さくする」)
基本はこれだけです。
目標体重を決めるコツは、BMI値「20」を指標にすること
松本先生がおすすめする目標体重の決め方のコツは、
BMI値とは、ボディマス指数(Body Mass Index)。
つまりは、体格指数、肥満指数のことを指します。
BMI値の基準はこちら
ちなみに、最も病気になりにくいBMI値は「22」と言われているそうです。
身長160cmの方の場合、BMI値「22」の体重は、約56kgですね。
標準体重と言われるものですが、ただ・・・
56kgってどう思います?
もしかしたら、
ちょっと「ぽっちゃり体型」に属しませんか?
これには、実はBMI値の「カラクリ」があるんです。
というのも、
このBMI値のうち、「低体重(痩せ型)」のカテゴリーには、
「病気になって痩せた」
「死期が近づいたために体重が減った」
などネガティブな要素も含まれるそうです。
前述の松本先生は、こうしたネガティブな痩せケースを差し引いて考え、
病気になりにくいBMI値は「22」よりももう少し低くなると考えました。
そこで、
理想的なBMI値は「20」と定められたそうです。
というわけで、さきほどと同じく身長160cmの方の場合、
BMI値「22」の体重なら、約56kg。
BMI値「20」の体重なら、約51kg。
160cmで50キロ前後の体重だったら、どうでしょう?
申しぶんないですよね!
目標体重ごとに「何割食べる量を減らすか」決める
さらに、松本先生がおすすめする何割食べる量を減らすか決めるコツは、
たとえば、
体重60キロの人が「目標体重 48キロ」を目指す場合、
60キロー48キロ=12キロ
で、12キロ減らすことが必要。
12キロは60キロの体重のうち「2割」にあたります。
要は、いまより2割を減らすことが必要になるのが分かります。
というわけで「食事を2割減らす」ことが必要。
また、
体重55キロの人が「目標体重 49キロ」を目指す場合、
これはどうでしょう?
この場合、
55キロー49キロ=6キロ
で、6キロ減らすことが必要ですね。
6キロは55キロの体重のうち「1割」にあたります。
要は、いまより1割を減らすことが必要になるのが分かりますね。
というわけで、「食事を1割減らす」ことが必要になります。
こんな感じで、目標体重ごとに「何割食べる量を減らすか」を決めます。
6ヶ月も経てば「新しい胃袋」に生まれ変わる!
さらに、松本先生いわく、
「胃袋も細胞の集まり。新陳代謝によってつねに少しずつ細胞が新しい細胞へ入れ替わる。
6ヶ月も経てば、全く新しい胃袋に変わります」
とのこと!
そのために、
食べる量を2割ほど減らすことで「胃袋を膨らませない」ことを習慣化させること、
そして、
軽い運動も平行することで、痩せやすくすること
が大事だと語りました。
確かに、「食べる量」を控えることは、一番理にかなっており、
食べる量を控えれば、どの年齢の方でも比較的体重をおとすことはカンタンです。
ただ。ただですね・・・
ですが、私は胃袋ダイエットはおすすめしません
松本先生の著書やクリニックのHPを拝見して、松本先生のお考えは十分理解できました。その上で、あえて申し上げます。私はこのダイエット方法はおすすめしません。
胃袋ダイエットをおすすめしない理由は2つ。
・「食べる量を減らす」のはかなり過酷。
・「食べ残った分は捨てなさい」というルールに賛同できない
「食べる量を減らす」のはかなり過酷
たくさん食べていた習慣のひとが食べる量を減らす、って
ちょっと、いや、
かなり「過酷」です。
そもそも、
「食べる量を減らすことを習慣化させることで、
少量でも満腹になれる食習慣を身につける」
このダイエットのスタート時期がいちばんエネルギーがかかり、
いちばんキツイわけです。
実際に、こうした松本先生など専門医やトレーナーから指導とフォローを受けながら二人三脚で、というならまだしも、
この過酷な作業を単独でひとりでやり切ろうとするのって、かなり過酷だと思います。
ちなみに、松本先生の著書「胃袋ダイエット」を読んでみて感じたのですが、
このダイエット、「ちょっと「向き・不向きがある」かな~」と思いますね。
「食べ残った分は捨てなさい」というルールに賛同できない
「食べ物をゴミ箱にポイする」ことを、あなたは抵抗なく出来ますか?
そもそも、「食事量を減らす」こと自体ハードであること、
それに加えて、
「(食事を残すというより)食べ残った分は捨てなさい」と提唱してる点。
私はこの部分にひっかかりました。
これをきいたとき、最初は、
先生がおっしゃる「捨てなさい」は、
残した食べ物は「ゴミ箱に廃棄しなさい」という意味じゃなくて、
「捨てなさい」=「その場で食べずに次の食事まで取っておきましょう」
もしくは
「捨てなさい=「あらかじめ食べる量を2割減らしておきましょう」
という意味なんだろうな、と思ってました。
ですが、
そのままの意味でした。
そう。
「捨てなさい」
=「ゴミ箱に捨てなさい」
でした。
先生のクリニックのHPにもこんな文言が掲載されていました。
胃袋ダイエットのただ一つのネックは「たった1回でもふだんどおりに食べ過ぎてしまったら、フリダシに戻ってしまう」ということです。挫折してしまったら、2度目はもっと難しくなります。
引用 胃袋ダイエットとは? | 再生医療のことなら ‐ 松本クリニック
飲食量を3割へらすとしたら、おそらくご飯もお肉も3割減で食器に盛るという人が大半でしょう。最初から3割減でつくるという人もいるかもしれません。
しかし、それが続かない元なんです。
6ヵ月の間に少しずつ増えてしまう。
あるいは、外食した際、すべて平らげてしまう。人間の食習慣というものは、そんなに甘いものではありません。
減食トレーニングをしているんだという“意識”づけに、残して捨てることが必要なんです。
理屈で考えても、習慣や食欲には勝てません。3割残した食べ物を見ながら、「自分はこうして減食トレーニングを実行しているんだ」と脳に焼き付けることが、成功の鍵となるのです。
また、「食べ物を捨てるなんてもったいない」と大半の方々が拒否反応を起こされます。
引用 胃袋ダイエットとは? | 再生医療のことなら ‐ 松本クリニック
しかし、体に必要のない物を買って、食べて、脂肪に変えることはもったいなくないのでしょうか? 6ヵ月の胃袋ダイエットを経た方の体からは、無駄な脂肪が消え、体は健康になり、食事量も適正になり、出費も減るのです。
一時的な食べ残しが、その後の人生をずっともったいなくない人生に変えます。
無駄な食料を消費することもなく、ゴミの量も減り、医療費も削減され、ゆくゆくはECOや社会貢献にも繋がるんです。
いかがですか? まだ一時的な食べ残しがもったいないと思われますか?
要は、
「捨てるのはもったいないから」と食べ残しをとっておくと、
どうしても「後で残りを食べればいいや」という甘い考えがよぎってしまう、
それなら思い切って捨ててしまった方がいい、
「自分は減食トレーニング中なんだ」と意識づけるためにもこうした荒療治も必要、
というお考えなんですね。
実際、先生は
「残した食べ物がどうなるかは、私の知ったことではありません」
(「胃袋ダイエット」 P.36)とキッパリおっしゃられています。
でも、あなたはどうですか?
何のためらいもなく「食べ物をゴミ箱にポイする」ことを、あなたは出来ますか?
残した食べ物をゴミ箱に捨てるのって、だいぶ抵抗がある。
その食べ物や食事を作ってくれた人に申し訳ないし、
そもそもゴミを増やしてるわけで、地球にやさしくなさそうだし。
「もったいない」という気持ちが、
ひいては食べ過ぎにつながってしまうという理屈は分かります。
ですが、私には、
その食事、その食材を用意してくれた方々のことを脳裏から消し去ることはできません。
ゴミ箱に捨てようとしているその食べ残しは、
あなたの家族や飲食店の方々が、あなたのために作った料理です。
または、消費者のためにと、生産者さんたちが精魂込めて育てた野菜や肉です。
「減食トレーニング中だから!」
「自分の意識改革に必要だから!」
と、易々とゴミ箱行きにできますか?
難無く出来る方は別です。
でも、食べ物を捨てることに抵抗がある、という方もいますよね。
だとしたら、
「それこそがダイエットが続かない理由」だと仰られていますが、
それでも、それでもですよ、
ゴミ箱にポイするよりも、ゴミ箱に捨てるくらいなら、
「予めいつもの量より2割減らした食事量を用意する」のはいかがでしょう?
意識や習慣を変えるのは生半可なことではないんだ、
覚悟と厳しさが必要なんだ、
そうした先生のお考えは十分理解できます。
理解した上で、私はこう思います。
「食べ物をゴミ箱に捨てなくても、痩せられますよ」
そうだよね。3割残した食べ物を見ながら、「自分はこうして減食トレーニングを実行しているんだ」と脳に焼き付ける作業をしなくても、痩せる方法は他にもたくさんあるよね!
もちろん難無く出来る方は別です。
でも、そうじゃない方は、他の方法を選んだ方がいいですよ。
納得できないことを嫌な気持ちのまま続ける意味はない。
仕方なくやってる行動って、結局続かないですよね。
そもそも私たちには、時間がありません。
時間は有限。
エネルギーも有限。
だとしたら、
つらいことに時間とエネルギーをかけるより、
「楽しい!」と感じられることに時間とエネルギーを向けませんか?
そもそも、食べ物はもとより、家族への愛情まで「ポイ捨て」しなくても、
あなたは自分の食習慣を変えることはできますよ。
こんな食習慣の見直しはいかが?
食べ物を残したり、残した食べ物を捨てたりするまでもなく、こんな方法も有効ですね。
(わたなべぽんさんの「スリ真似」ダイエット)
▶︎1日の「摂取カロリー」を決め、まずはカロリーコントロールを主軸にして、食べたいものをガマンせず、減食に自分の体を徐々に慣らしていく。
(西園寺リリカさんのダイエット方法)
まとめ:大きな胃袋こそが肥満の直接原因!1年で15キロ減量に成功した 消化器外科医が提唱する「胃袋ダイエット」とは?
▶︎胃袋の空腹時のサイズは、約コップ1杯分の容量「約150ml」
▶︎食べ過ぎ続けると、胃は大きくなり、満腹感を感じにくくなり、「満腹感を得られるまでどんどん食べ物をつめこみたくなる!」
▶︎とはいえ、トレーニング次第で胃袋は小さくできる
▶︎胃袋ダイエットのやり方は、「食事の量をいままでの量から2割減らす」
▶︎胃袋ダイエットのルール① 目標体重を決める
▶︎胃袋ダイエットのルール② 目標体重別に「食事を何割減らすか」決め、それに従って食べる量を減らす
▶︎胃袋ダイエットのルール③プラスして、運動も平行して行う。
▶︎胃袋ダイエットのルール④これを6ヶ月続ける
▶︎6ヶ月も経てば「新しい胃袋」に生まれ変わる!
▶︎ですが、私は胃袋ダイエットはおすすめしません。
以上です。
あなたのお役に立てたらうれしいです!